なんの脈絡もなくただつらつらと書いてみた詩のようなものです。

花の中で薔薇が一番好きなので薔薇が出てくる文章を書きたいと思いました。

それは気付かないだけで貴方のすぐそばに。もしくは貴方の身体に満ちています。どんな時にそれは現われるのでしょう。私には予期できません。だけど全身を研ぎ澄ませばきっと気付けるはずです。短い一生の中で、幾度となく繰り返す波の中で。

もやもやしすぎたので書きました。不思議すぎる文章です。

曖昧な態度を取る男の人に、惹かれる女の子の気持ち。男の人もちょっとは分かってくれたらいいのですが。結局は寂しくて一緒にいたいだけなんです。

哀れな女にはなりたくない。そう、饐えた烏の匂いが身体から漂うことを防ぐかのように、死人の如く眠りにつく私。

苦しみは目に映る世界をひどく狭くする。誰でもそんなこと分かってる。誰だって自分を大切にしたい。幸せになりたい訳じゃない。だけど穏やかでありたかった。

前に書いた「心の色」とは、登場人物もストーリーも全く違うのですが、系統は似ているため、この題名にしました。前作を読んでいなくても問題無いです。

何気ない毎日の中での何気ない一場面。だけど、この小説の主人公にとってはそれがちょっと特別だったりします。いや、それが特別だと気付くのは、ずっとずっと後に年を重ねてから思い返した時なんですかね。(この小説で《場所小説》に参加させていただきました)

バンドマンの男。浴びせられる罵声。下手な歌。薬漬け。そんな情けなくてカッコ悪い男を私は今日も隅っこで見つめている。じっと、身動きひとつせずに。