LHR(ロング・ホームルーム)での進路授業の時、主人公は突然異世界転生してしまった。
知らない場所、流れ込んでくる自分以外の記憶。その記憶の中の伝記に、現代との類似性を見つけた主人公は、伝記の示す海域に向かった。そして、その伝記と同じ行動を取った。
すると、海中から巨大な魔物が出現し、伝記と全く同じ危険な状況に陥ったが、水平線から巨大な軍艦が現れ、それはミサイルと思われる飛翔体を発射した。その後、しばらく飛翔すると空中でパラシュートを開き、着水した。
その光景は現代戦での、対潜ミサイルにしか見えなかった。戦闘後、その集団に接触する事に成功し、自身を保護しに来た人間は、日本語を話していた。日本人に会えたと、日本の自衛隊組織があると確信を持った主人公だったが、真相は大きく異なっていた。