20XX年、児童ポルノ規制法やらの厳しい法律に緩和した日本は急激にオタク文化を推進する国家へと遂げていった。
漫画家や小説家が国家公務員扱い。
みんなで楽しくマンガやアニメや小説を楽しむ政策を政府は「コミカロン政策」と名付けた。
中でも日本の専売特許となった、コミックがあり、まるで人間みたいに動く3D映像型コミックの「ムビック」が発明されたことにより、ますます日本のコミカロン政策は進んでいっているようだ。
そしてそこまで高性能なムビックはなんと
600円という低価格で発売されているのだ。
大好きなマンガのムビックを買おうとしたとある少女は、ひょんなことから
現実的にはありえない、ムビックの登場人物の女の子と出会ってしまったのだ。
オタク文化推進の狙い、ムビックの低価格の謎、出会ってしまった二人の少女の運命…結末は如何に…!