10歳の誕生日、父親からのプレゼントである手鏡を手にした瞬間、私は前世の記憶を思い出した。
そして気づいた。ここは昔ハマったちょっとエッチなラノベの世界で、私はそこに出てくる悪役令嬢ジェシカ・フォン・トパーズになっていると。
このまま小説通りの筋書きだと、ジェシカは18歳で斬首刑。そんな未来受け入れられるか!
平穏無事に寿命を全うするにはヒロイン及びヒーロー達に関わらない道を選ぶしかない。なんだ、ジェシカ自身が近寄らなければ楽勝じゃんと思っていたのだが……
え、ちょ、なんでこうなった!?
タイトルは(仮)です。