昼下がり、俺と彼奴は少し濡れた服を乾かしながら、雨宿りしていた。 彼奴は灰色の雲を眺めながら雨が良いと呟いた。 大粒の雫が落ちる中、俺は…

作品に題名が無くても良いじゃない？

鎖の擦れる音。あいつが頑張ってもどうせ此処から出ることは出来ないのに…。 鎖が外れる音。俺の腕は自由になった、これで自由… 何しても2人は離れることは出来ない。依存させて、依存して…

ある噂…本当に在るのか分からない噂。でも、夢を望む人の所には現れるという噂。夢売り屋。其処は望めばどの様な夢でも見せてくれるという所だ。私は其の夢売り屋で様々な『夢（ものがたり）』を夢売り師の口から聴く。夢売り師の口から語られた物語は残酷で、時に甘いものだった… これは夢の中でおきた物語…夢売り師の日記

闇は光に勝てない。光が闇を覆う。 闇が光に対抗するすことを覚えなければ闇が光に勝つことはない…

長い長い夜の始まり…彼奴と何時もの場所に座り、どんちゃん騒ぎが聞く、長い長い夜が明け。そこに残るものは孤独、取り残されたという感覚…最後に残る其れは…？