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私は同性愛者と世間に20年以上も誤解され孤独と怒りを重ね生きています。 あなたは長期間に渡り事実無根の作り話を世間で噂され、初対面の人間から突然挑発されたらどう対応しますか?。 私は自衛隊時代に突然同性愛者だと有名にされました。 私が自分の噂を知ったのは25歳の山陽地方の部隊でした。 噂は瞬く間にその地域へと拡大してしまい、単なる噂話ではすまない広範囲レベルで噂は現在も続いています。 十数年間、マスコミや各省等へ相談しました。しかし解決にはいたりませんでした。私自身はこの噂の詳細内容は把握していません。これ程までに拡大したのは、私の想像を越えて面白可笑しく誇張されたと思います。 最近ですが私と同じように誤解を受け、人間関係を崩されて自衛隊を退職している方の話を、ある弁護士さんから知りました。 その方もやはり今も誤解は消えずに現在の職場で噂が流れているそうです。 大規模組織からの誤解。標的者の末路。恐ろしさを痛感してます。 どこの誰が始めたのかまったく身に覚えのない屈辱。人間性を否定された侮辱。 私自身は同性愛者への偏見は持っていません。100%差別しないと断言できませんが、今日まで幾度となく受けた卑怯な差別や無視を己の性で苦悩する方々へは向けれません。 見下して傷つけられた私の経験は決して人に与えるものではないと考えています。 人生とは何なのか。 この疑問から新興宗教へ入信しました。 しかし納得できる真理の答えは見出せず、数年後やめました。いま言えるのはあの世へ戻ればこの生涯の意味、答があると考えてます。 自衛隊を辞めて誰も知らない場所・東京へ独り28歳で上京しました。その約3年後、噂はまたもその場所から拡大しました。 忘れたい消してしまいたい過去の傷を過去にさせない世間。 もう生きる為の手段、術は自ら誤解を晴らすより方法がないと考えました。 死ぬまでに一日でもこの満身創痍から抜け出せたらと感じてます。 私はこの誤解で多くの絆を失ってきました。人を許す。 それしか生きる方法が見つかりませんでした。 親しくならずとも噂を聞いた途端、相手が露骨に非道人格をみせる事。このメリットはあります。しかし、四半世紀。もう疲れました。 お分かりだと思いますが文才はまったくありません。 馬鹿な奴と笑って下さい。すべて事実を明かします。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2015年01月01日
同性愛者 ホモ 自衛隊 読了時間:約2分(908文字)