『咎人には断罪を、稀人には救済を』
未成年特例留置所――通称、グロースの森。罪を犯した少年少女、その中でも稀な才能を持つ者だけが入る事を許された場所だ。贅沢な設備に保障された自由、およそ囚人とは思えない生活は、彼等にとって最高の更生施設――だった。あの時が、来るまでは。
≪Project Note≫
仮想世界、その鳥籠に閉じ込められた子供達は改めて自覚した。自分達がどうしようもなく、最低で最悪な――犯罪者である事を。
ある者は壊れ、ある者は狂い、ある者は堕ちていく。そんな異端者達の思考が絡み合う先にある運命は、果たして。
これは、十三人の少年少女が織りなす――『悲劇』のモノガタリ。
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