昼食後のまどろみの中で出会った少女。それは親友にそっくりな不思議な存在。 その話を聞いた親友は夢の内容よりも授業中の居眠りを指摘し、過酷な勉強会が行われることに。 だが、その勉強会で意外な事実を知ることになる。 夢と勉強会が不思議な縁を繋ぐお話。

校舎の窓から裏庭を見下ろしているとひとりの生徒を見かけた。 その少女はいつも何をしているのか。 不思議に思い追いかけた先での不思議な出会いのお話。

窓の外の世界を眺めていると昔を思い出す。 自分の境遇を嘆かないで居られる切っ掛けをくれたあの子とのエピソード。

いつもの通学路。少女は雨宿りをする。 そこで思い出した懐かしい記憶。 それは、再会への予感だった。

少女はひとり世界の終焉を見ていた。 それは、幾度となく繰り返され、そのたびに悲劇を目の当たりにする。 終焉を避けることはできず、いつしか目の当たりにする悲劇にすら慣れてしまっていたころ。 ひとりの少年との出会いを境に事態は好転する。 そして、同時にある感情が芽生えていた。 少女は、その感情と、世界の行く末を変えた理由を知ることになる。

大切な受験の朝、受験生の義乃(よしの)は、直前の追い込みに夢中になるあまり受験票を落としてしまう。 そのとき、親切に受験票を拾って手渡してくれる、ひとりの男子学生と出会う。 彼との出会いは、これまで当たり前だと思っていた義乃の日常を変えるきっかけとなった。

穏やかに休日に散歩をしていると突如空から降ってくるものがあった。それは抗えない現実からの脱却になるのか。

これから夏本番。同人活動をする少年は無事に入稿をすませたばかりだったが、その直後に蜃気楼の見える街で起きる不思議な出会いとちょっとした事件のお話。

頼りない見た目のアストリンは楽園都市ハレンマーシュを守護する騎士。そんな彼の決意のお話。

ちょっと特殊な嗜好を持った男の決意を女性に伝えるお話