幼少期、親友をある事故で間接的に植物状態に追い遣ってしまった少年 木島は罪悪感を抱え、事故の当事者海江田とその家族の為に「贖罪になるなら」と半ば犠牲的に労働し、その給料で援助を続ける、十年後、海江田は意識を取り戻すが、FLFH状態[Feeling lost, forgotten hopeの略/感情を失い、忘却を望む の英訳]に陥る、全てを忘れようとする海江田に警察庁からある依頼が。それは何があっても冷静さを失わない海江田を事情聴取の考察役にしたいというものだが、海江田は何故かそこで事件の冤罪を暴き…