東京地方検察庁刑事部に所属する「伴 陽子(ばん ようこ)」は、不正を憎み正義を尊ぶ、将来を嘱望される敏腕検事。ある日、目を覚ました彼女はクリスマスカラーに彩られた、奇妙な空間にいた。そこがどこなのか…なぜ自分がそんなところにいるのか…戸惑いを隠せない彼女。
そんな陽子の前に1人の男が現れる。髪をクリスマスカラーに染めた、自称キムタク似の彼は自分のことを「DEATH(死神)」だと言った。そして、彼女に「ある選択」を迫ってきた。
クリスマスイヴの夜に死ぬか?
それとも、選ばれた存在として生き長らえるか?
死の淵に立った陽子に課されたのは「命の選択」。
彼女は決めなければならない。生か死かを。
そして、乗り越えなければならない。過酷な運命を。
クリスマスイヴを舞台に、女検事と死神が織りなす、不思議な物語。法律関係の話が出てくることから文章が堅い印象がありますが、そこにリアリティを感じていただければ幸いです。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2016年10月31日
死神 検事 裁判 法律 クリスマス 運命 医者 万人向け 法廷闘争 キムタク クリスマスの奇跡 命の選択 女性向け 男性向け ネット小説大賞六感想
読了時間:約112分(55,974文字)