露峰連夜(ツユミネ レンヤ)は父や祖父に鍛えられた高校生である。廃ビルでいつものように不良との喧嘩に勝利したところ、突然大きな地震に襲われてしまいビルが倒壊してしまう。無論、鍛えられたとは言え普通の高校生である彼が生きていられる訳がなく、ビルの倒壊に巻き込まれ、短い人生に幕を下ろしてしまう。
目が覚めると目の前には綺麗な銀髪赤目の少女・ラーサがいた。どうやら、彼女はある目的の為に異世界から人間を召喚したそうだが、その召喚は独学であったため、ある問題が発生していた。
それは二人の首に繋がる鎖が十数㎝しかない点だ。これの所為で二人は離れることが出来ず、常に密着した状態で世界を回らなければならない。
それは例え戦いの時でも、寝る時でも。