「この《オルラ》は近いうちに滅びます」
とある占い師の予言により、自分たちが“期限つきの神”だと知ったオルラの神々。
彼らは仕方ないので、別の時代・別の場所で暮らすことにした。
ーー人間として。
現代の日本にやってきた最高神と、腹にイチモツかかえる三人の女神。 平穏な日常を送りたい彼らだったが、今度は日本に滅びの兆候があらわれる。
神さまたちは危機を回避しつつ、人間社会に馴染めるのか?
そもそも彼らはなぜ人間として暮らすことにしたのか?
神より優れた占い師に隠された秘密とは……?
様々な事情を抱えた、ちょっと残念な神さまたちによる奮闘記。