俺は近所の学校に通う高校二年生。
運動も勉強も見た目もスタイルもすべて人並み以上には良い。
そんな平均やや上な俺の悩み――。
それは――すべてにおいてパーフェクトな双子の弟の存在だった。
すべてにおいて俺より優れた弟と比べられ、その度に【兄<弟】のレッテルを貼られてきた。
今となってはそれにも慣れてしまい、いつも通りの日々をただひたすらに過ごしてきた。
そんな俺の不平等極まりない人生が――。
止まっていた歯車が動き出す――。
そんな兄弟+αが送る学園青春ラブコメディ。
兄より優れた弟の存在を俺は絶対に認めない