作品一覧全6件
短編
ある田舎町の出身者二人が、事故死した同級生の葬儀という不幸のため数年ぶりに帰省した。 その帰りに車で踏切を通過するとき、二人は恐ろしい体験をした。
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年05月22日
日常 読了時間:約4分(1,560文字)
短編
「私」が幼少期、父のパソコンに見た黒い手のアイコンと、その中の黒い人影の写真。それが何かわからないまま、大人になった。 すると大学生の時、自宅のパソコンに、社会人になってから職場のパソコンに、その黒い手のアイコンが突然現れる。だがそれを開くことはできなかった。 初老の年齢になったある夜、出張先路地を歩くと、幼い頃パソコンで見た人影が目の前に現れる。 その正体を掴もうと人影を追っていくと・・・ 「私」が祖父から父へ、そして自分へと負わされた宿命によって「私」は逃れられない世界へと引き込まれる。
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ホラー[文芸]
最終更新日:2022年05月20日
サイコホラー 読了時間:約15分(7,496文字)
短編
朽ち果てていく屋敷の中で、落ちぶれた末裔の老人の身に起きた不可解な日常。 それは一人の老人の、と言うよりその一族の、その屋敷全体の断末魔だった。
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2018年09月15日
日常 サイコホラー 屋敷 邸宅 老夫婦 末裔 末路 廃墟 読了時間:約10分(4,668文字)
短編
三十才の時、小学校の同窓会で初めて、同級生の一人か亡くなっていたことを知った。 亡くなったのはなんと小学六年生の夏だった。なぜ私はそれまで知らなかったのか? するとそこは、戦慄を覚える記憶があった。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年09月13日
日常 同級生 記憶 墓 読了時間:約4分(1,941文字)
短編
マンション四階のベランダから、別のビルの屋上が見える。 三階建ての屋上だから、自分のいるベランダと同じ高さで、そこにビルの持ち主がウロウロしているのが見える。ビルの持ち主で一階て八百屋を営んでいる男だ。 長い時間ウロウロし、そのこ動きを止めてじっと立っている。 暫くたっても、ずっと立ち尽くしている・・・・
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年09月13日
日常 単身赴任先 近所のビル マンション四階 読了時間:約5分(2,294文字)
短編
あるブログに、こんな話が掲載されていた。 昭和四十五年頃、ブログ管理者の叔父にあたる若者が山奥で廃村に迷い込んだ。 そこは普通の限界集落跡と違って、住宅のほか役場も郵便局も学校もある。 それがある日突然、人がいなくなって、そのまま朽ち果てたような村。 その話に興味を持った主人公が、その地名すら地図にない場所のことを調べていくと、ここで昭和十四年、「祟り」と恐れられた忌まわしい事件が起きていたことを知った。
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歴史[文芸]
最終更新日:2015年05月03日
史実 ミステリー 怪談 昭和 歴史 伝承 迷信 ルポ 風習 廃村 廃墟 推理 読了時間:約19分(9,287文字)