『魔法の国ショウシノコウのスズナリ町。
ここは、国唯一の幽霊と共存する町。
ここでは必ず5つの事をまず覚えなくてはいけない。
●大人の歳とされている16歳になると一人一体の幽霊を守護霊としてそばにおくこと。
●守護霊となる幽霊は16の誕生日の日に現れる。
●守護霊になる霊は高等霊、人に触れたり憑いた人を守るため、攻撃や防御の魔法が使える。
●この幽霊たちはこの町で亡くなった市民で、選ばれた幽霊だけが守護霊として人に憑ける。
●守護霊の役目は憑いている人を守ることであり、守護する人間が亡くなりしだい霊界に帰る事が出来る。
これが私、東雲 歌が小さい頃から教えられてきた、守護霊の話。』
守護霊と歌。これからこの町で何が起こる・・・?