私立六道学園の2年生・寒川姫子はオタサーの姫である。オタサー四天王を従えてゲーム研究会で日々を浪費していたある時、生徒会長から部の存続をかけた勝負を姫子は挑まれる。勝負の形式はまさかのTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)である。憧れの先輩が残した部室を守るため、姫子と四天王のTRPGな日々が始まる。
そんな折、半年前に件の先輩を巻き込んだ「六道学園惨殺事件」が急展開をみせ、真相究明のために姫子は自称刑事と捜査を始めることに。
TRPGと事件の捜査――2つが進展するにつれ、姫子はナゾの刺客に命を狙われ始める。TRPGと事件が繋がった時「異世界」の存在が証明され、姫子たちのTRPGが世界規模の代理戦争であると明らかになる。