可愛げのない40男の商人に嫁いだ18歳の貧乏男爵令嬢。それは明らかな政略結婚に見えた。だが、実際に捕らわれたのはどちらだったのか？　押せ押せの若い娘にたじたじとなるおじさんの行く末は…

同時にここが乙女ゲームの世界であると覚醒したヒロインと悪役令嬢。元ゲームのファン同士として喜び合う二人だったが、大好きだったスチルを拝めない現実に気付く。そこで二人が始めたのは…

焦がれた王子からの告白。そんな時、頭の中に声が響く。「こんなに“運”しかないヒロイン最低！」と。その声は私を「げーむのヒロイン」だと言い、新しい展開へと導き出したけれど… 　※短編（「ヒロインは育てられたい」「ヒロインは学んでいきたい」）をそのまま移行＆その続きを連作短編にしました。