まだ神が存在する時代。
神々は世界の土台と生物を創造し、その中心に神々が住まう島《天ノ島》を作った。
しかし、一方で世界の主となる生物、人間を無意味に殺す神も現れ始めた。
狂神
天災
破壊神
人々は、そのような神を様々な名で呼んだ。
人々は神に供物を捧げ、神の気に触れないように静かに生きるようになった。
そんな世界の中で少年《柊 燈火》は神々への反逆を決意する。
燈火は、狂神により親を殺された人間の一人だった。
親代わりであり師匠である祖父から、もらった刀《火産霊》を手に、燈火の神殺しの旅が始まる。