高三の湯川智彦は、小六の夏休みに、双子の少女と仲良くなった。
しかし、ある日を境に二度と会えなくなってしまう。
最後に見た光景は、神社で泣いている妹と、血まみれの姉。
夏休みを前にした高校生の湯川が、六年前の想い出の謎を解くお話です。
ちなみに、大学生になった湯川が、目の前で起きた奇妙な事件と謎を解決する
『探し物はたぶん嘘』
マイナビ出版ファン文庫より、書籍化販売中です。
『想い出はたぶん噓』 〜八月に消えた双子の少女〜
目次
1 トモヒコ、小六の夏
2 高三、湯川智彦
3 双子とサンドウィッチ
4 似ている女の子
5 『ねがいをかなえる』本
6 彼女の名前
7 ウサギのリンゴ
8 さいごのよる
9 『願いを叶える』本
10 サヤ
11 半分の写真
12 双子の噓
13 サヨ
14 壊れた世界
15 叶ったこと
16 たぶん、想い出のまま
日常 ミステリー 学園 現代 神社 夏 ちょっぴりミステリー 高校生
読了時間:約102分(50,593文字)