ＳＥとして働いていた平茸　勝（ひらたけ　まさる）は電車に轢かれ、異世界に転移してしまう。 出現した草原でいきなり狼に襲われたマサルは金髪おさげの美女、クリスに救われ、一目ぼれする。 成り行きでマサルはクリスが属するキャメロン商会と行動を共にすることとなる。 キャメロン商会には、前世の記憶を持つ幼女の代表リンダに、赤髪の勇ましい女剣士のデイジーがいた。 リンダに見せてもらった魔道具にＵＳＢ端子があることに気付いたマサルは持っていたノートＰＣに接続してみる。 魔道具の中にあったファイルを操作することで、様々な隠された力を操ることができた。 やがてキャメロン商会は港町ゼータに到着するが、そこには魔人なる者たちが潜んでいた。

一人暮らしの普通のビジネスマン、倉田　朗（クラタ　アキラ）は、ある朝、目覚めると自分の部屋ごと異世界にいた。 玄関から出た先にあったスライムダンジョンをいつのまにか手に入れていたスキル、ダンジョン掌握で攻略し、これを我が物とする。 ダンジョンを出た先にあった街、イネルバは三方をダンジョンに囲まれたダンジョン都市だった。イネルバはダンジョン産のアイテムで潤っていたが、慢性のポーション、マジックポーション不足にも悩まされていた。 アキラは、イネルバで生活していくにあたって、スライムダンジョンで手に入れた魔石を大量に冒険者ギルドに売りにだした。これにより、受付嬢のステラに目をつけられてしまう。ステラはアキラが魔石と同時に手に入れたであろうポーションとマジックポーションを手に入れようと、アキラを誘惑する。 異世界で生活していくにあたって、アキラは絶対に裏切らない奴隷を買い求めることにした。 奴隷商館に行ったアキラだったが、僅かなもち金では、大怪我をした銀狼族の少女しか買えなかった。しかし、アキラは、その少女、アリエスの大怪我をしても折れていない強い心に感動し、ダンジョンで手に入れた貴重なハイポーションを使って治すことにする。 この街では伝説とまで言われていた貴重なハイポーションを惜しげもなく使って自分を治してくれたアキラにアリエスは感謝し、終生の忠誠を誓う。 そして、アキラと奴隷少女アリエスのダンジョン攻略が始まる。 （この物語はアキラを誘惑してダンジョン産のポーション、マジックポーションを手に入れようとする冒険者ギルド受付嬢、ステラのサクセスストーリーでもある。）

平凡なサラリーマン、平松　徹が異世界に転移した。 その世界には魔法が存在し、その根源は魔粒子。 普通の人間には見えないはずの魔粒子を何故か徹は見ることができ、自在に操ることさえできた。 そこで徹はその力を利用して、とにかく安全に平和に生きていこうとする。