ある時、世界に賛否両論のリアルバーチャル世界の構築に成功した企業があった。一部では現実と二次元の世界を混同して区別がつかなくなると批判もされるその世界は、精神世界とオンラインゲームをモデルにしていた。 その世界はプログラムやシステムで管理されているけど、本物の肉体が入ることのできる世界……。 ダメージは全て精神に行くその世界は、ゲームの筈なのに痛みもなく死ねる世界でもあった。 その世界で成長していく由紀はどんな道をたどるのか……。

ある国のお話です。 その国ではある伝説が言い伝えられてました。その伝説で魔王は亡び、勇者と一輪の花が残されました。 ですが、ある時魔王が復活します。その時一人の少女が生まれました。記憶もなく誕生した少女は、国王に命を受け魔王を倒しに行きます。 そんなある国に生まれた一人の少女と一輪の花のお話し。

少女は、リアルバーチャル世界ができた頃に父親に連れて来られた。 でも、それは楽しませるわけではなく棄てるため。 細工されていたアクセス機は無人の孤島に繋がっていて自分の居場所はない事を知る。 それから始まりの村が襲われ、転送されるも近くの村に居ても疎まれ続ける。 そしてうわさで聞いた鉱山の街に着いた少女はそこで一人の開発者がクビになり過ごしている教授に出会うのだった。

普通に過ごしていた高校生の少年はあるとき地震に巻き込まれる。 そこと気に少年のクラスはある憩いの場を作ることに決めた。 それは一筋の光になるか、または不謹慎とののしられるのか……。 でもそこには若い高校生の気持ちがあったのだった。