『命(みょう)をもって甦かすか葬るか。闇によって儡か、闘うか。』
……もし、大切な人、愛する人を殺された時、あなたならどうする? 警察や裁判などに任せるのか? それで、心は納得するのか?
世の中には、古より伝わる命と闇を操る者がいる。知っている人だけが依頼できる。「命をかけて」愛する人を甦らせることも、憎むべき人を葬ることもできる。
命(みょう)を繋ぐ命毘師。幽禍(かすか)を儡る直毘師。人の闇を操る祓毘師。闇を清浄する進毘師。
その者たちは「奉術師」別名「ヴィタリスト」と呼ばれている。彼らが行うのは、善か悪か!?
数奇な運命を辿ることになる若きヴィタリストたちの、物語。
両親を殺された正義感の強い女子高生、悲惨な生い立ちある男子高生、母を殺された闇深い女性、その他の者たちが関わっていく政財界を操る闇組織の野望とは!?
(サイコホラー、サスペンス、ローファンタジーを組み込んだストーリー)
<ファンタジックさは、控えめにしています>
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国内の殺人事件による死亡者は、300人を上回る。(事件数はその約3倍、死亡していないだけ)
故に、被害者の遺族数は、その何倍にもなる。
つまり、多くの人が1年の間、いや、たった数分間で、人生観が一瞬に変わる、ということ。
作品は、実際にありそうな事件を編集し、遺族希望の復讐代行を背景にしたストーリー。
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*タイトルの「合従(がっしょう)」とは『合従連衡』からで、結と離の策略を意味します。
*基本は三人称ですが、キャスト柳刃の話は一人称にしてあります。
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第二部「コンフュージョン編」は連載中です
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15
最終更新日:2016年02月26日
サスペンス サイコホラー 異能力バトル ネット小説大賞五 命の大切さ 闇 超能力 組織 闘い 殺人 国家プロジェクト 復讐 高校生 社会問題 魂
読了時間:約477分(238,368文字)