通称「河岸高」に通うどこにでもいる普通の女子高校生、近宮羅音。
私は学校祭当日を迎える。3Dは私なんかの提案でお菓子の販売を行う「お菓子の国」をやることに。
お客さんの笑顔でお腹いっぱいになった学校祭が終わり、教室で片付けをしていた、私と友達の大正字凜歌。
私たち二人は凜歌がお兄さんからもらったという青紫色の腐ったようなマカロン三つと、オレンジ色のマカロンを一つを食べようとした。
匂いは甘く、食欲をそそった。私は大のお菓子好きなので直ぐ口にしてしまう。凜歌も食べた。味は・・・・・・ってぎゃーっ!!
突如教室の床に生まれた穴に落ちて、花畑へ来た私たち二人。
マカロンのせいで「菓子国」、つまり異世界へ来てしまっていた。
状況を読み込めていない私はマカロンに入っていた紙切れのせいで混乱一線! 凜歌はおかしいくらい冷静だったけどね。
紙切れには凜歌のお兄さんお友達である「仁雄」と言う男を探せ。そしてオレンジ色のマカロンを三人で食べて戻ってこい。そう書いていた。
この時から絶望一色の人生を二人は異世界で過ごすことにぃーって嫌だ!
でも実際は刺激的で好都合で楽しいから心配はいらなくってよ。byラノン女王様
※2015年9月28日に作者名を「キラッキ」から「キラオっち」に変更いたしました。ユーザー名は「キラッキ」のままです。また、2015年10月30日に作品名を「お菓子の国の女王様は元女子高校生」から「異世界で女王様って良いじゃない?」へ変更しました。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2016年03月02日
日常 青春 お菓子 女子高校生 異世界 ネット小説大賞五 ファンタジー Jk 異世界トリップ ライトノベル 星球大賞
読了時間:約150分(74,997文字)