世界で一番愛する君が、唐突に焼けた肉になりたがったら。

霊を視て祓える二階と、霊がまったく見えない藤田。 なんでも屋に勤める二人が霊を祓ったり祓わなかったりするお話です。 第一話：心霊案件限定でコンビを組まされる便利屋勤務の二人は、依頼を受けてとある中学校を訪れた。 第二話：具合の悪そうな二階を病院に連れていくため、一日限定で二階の仕事に付き合うことになった藤田。 第三話：藤田の清掃案件に付き合うことになった二階。今回の舞台はとある田舎の検査場。 第四話：怪しい植物学者の依頼で私有地の森を調査することになった二人。開始早々、二階の体調は最悪で……。 第五話：今回はオーソドックスなお仕事、ゴミ屋敷清掃（お祓い付）！依頼人はなんと、二階の知り合いのようで……？ ※この作品の一部は、カクヨムにも掲載しています。 ※不定期連載です。新エピソード執筆時することがあればまた「連載中」へ戻します。

本作品は、小説合同誌『愛にかこつけて』掲載作『きみはぼくをどんなふうに思い出すんだろう』の二次創作作品です。『小説家になろう』への投稿について、権利者に許可を得ています。 【権利者様が公表している二次創作に関する意見表明を確認可能なページのURL】https://x.com/lotus_1h/status/1801253982075261035

「じゃあ、ピアノ弾いてみる？」 牧野先輩の弾くピアノには、いつも色が付いている。 高校二年生の沙耶は、牧野先輩の若干強引な誘いを受けて、週４回のレッスンを受けることになり――？ 青春がしたかった女の子が、ピアノで高校生活に色を取り戻す話です。 ※この作品は、ノベマ！にも掲載しています。

――はい、はい、また死んだ。 死んでも死んでも起き上がる「みことちゃん」は、殺されるたびに生き返り、その人差し指を自ら犯人に突き付ける（行儀が悪いぞ）。 「犯人は――あなたです！」 ぼくは坂江午後。みことちゃんの隣に常に寄り添う探偵だが、お察しの通りぼくが犯人を当てる必要はない。 ただ、こんなバグ技使い放題の状況でも、意外と「推理すべきこと」はあるものだ。 --- ある意味異能系のトンデモ推理ものです。登場人物のアリバイを整理したりトリックを考えたりなどは一切せずにお読みいただけます。この作品はTwitterにも掲載しています。

絶望というものは、生活の隣に佇んでいる。しずかに。日常の邪魔をしないように。 -- 折り紙コピー本「YOSEI」あるいは「妖精」の転載になります。

一白怪談 - 三十五 この作品は、カクヨムにも掲載しています。

恋人を閉じ込めたことがある。 ※この作品はエブリスタにも投稿しています。

「――きみは、生き返る」 地獄ですら払い戻しを喰らった。涼やかな閻魔は簡単におれを現実へ送り返す。 どうして生き返ったかというと、おれに価値があるからで、 価値っていうのはそう、「愛」のことなんだそうだ。 　＊ 生き返った青年と、その様子を見に来る閻魔と、長谷川さんの物語。 -- ※この小説にはボーイズラブ要素が含まれています。（直接的な表現はほぼありません） ※災害級ではありませんが、地震の描写が含まれます。

宮部理――動物の霊が見える。 伊木啓太――小さなものを動かせる。 二人は文化祭に向けて、文学部と演劇部、それぞれの活動に勤しんでいたが、悩みがあった。 宮部の悩みは、小説が書けないこと。 そして伊木の悩みは、劇のヒロイン役が次々に怪我で降板してしまうこと――。 // 爽やか毒づき青春ものです。ほんの少しだけミステリ要素あり。