夏休みを目前に控え、バカなことばかりしている小学五年生の氷上いちろーの前に、雑音(ノイズ)と呼ばれるモンスターと一匹のドラゴンが現れた。人の心を映し出した雑音と、人に心を映し出す精霊(エレメンタル)。その相反するモンスターたちをめぐり、氷上たちの日常が激変する。友人、家族、そして自分自身の間で葛藤する彼らは雑音(ノイズ)を打ち砕けるのか? そして、精霊(エレメンタル)の狙いは何なのか? 物語の歯車が、氷上たちの知らない場所で回り出すとき、その全てが終結へと向かう。
僕らにだって思いがある!
僕らにだって叫びがある!
この物語はそんな子どもたちとモンスターたちが織りなす、ひと夏の冒険活劇である!!!