二人の姉妹、二人の婚約者。侯爵令嬢リージェは幼い頃、神託を受け王太子の婚約者となった。親から引き離され〈神託の聖王妃〉として聖域で教育を受けた十年後、侯爵家に戻ると、親の愛はすべて妹に奪われた後だった。さらには妹にも聖王妃の力が発現して?!いったいどちらが真実の王太子の伴侶?違うほうは王より毒酒を賜ることになる。栄光か死か。「お父様、私が邪魔ですか?」唯一、欲しい家族の愛を得られなかった令嬢が、逃避行の末に立ち上がる話。
---現在、再開に向けて改稿・見直し中です。ご迷惑をおかけします---。
※長らく更新を怠っていましたが、明日(2024年10月11日)より一話づつ新バージョンに差し替えていく予定です。旧バージョンを読まれる方はお急ぎください。申し訳ありません。