作品一覧全17件
代表作 連載 21エピソード
 高校一年生の菊池智也には生まれつき霊感があった。その上、極度の怖がりなので、いつも霊的なものに怯えながら生活していた。  そんなある日、学校に行くと、クラスメイトの神崎蓮に首無しの幽霊が取り憑いていることに気づく。神崎が恐ろしい不良だという噂を聞いていた菊池は、日頃から彼と関わりを持ちたくないと思っていた。しかし、幽霊を見た時に「ヒィッ」と声を上げてしまったせいで、霊感があると神崎にバレてしまう。そして、協力してほしいことがあるから家に来てくれと頼まれた。断る度胸が無い菊池は、しぶしぶ頼みを聞くことにする。  その日の放課後、神崎は菊池と学校を出る前に、違うクラスの生徒、菅原賢人に声をかけた。菅原はオカルトマニアで、菊池に霊感があると聞くと感激する。どうやら彼も首無し幽霊の一件に深く関わっているらしい。菊池は二人に巻き込まれる形で、首無し幽霊の謎に迫っていく――。  この物語は、霊能力者の菊池、イケメン武道家の神崎、オカルトマニアの菅原が織りなす、笑いあり涙無しの非感動ホラーコメディである。
作品情報
ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月21日
ギャグ コメディ でもホラー ネトコン13感想 読了時間:約119分(59,308文字)
連載 49エピソード
 十四歳の少年、ゼラ・スヴァルトゥルは、潜影族の生き残りだった。潜影族とは影に潜る能力を持った種族のことであり、影に潜ると「裏世界」と呼ばれる異空間に移動することができる。  八年前、六歳のゼラが目を覚ますと、両親がベッドで死んでいた。外傷は無く、死因は分からない。しかも、集落にいた他の潜影族も全員、両親と同じように死んでいたのである。  その日から天涯孤独となったゼラは、潜影能力を悪用し、人から金を奪って生活するようになった。  ある日、いつものように能力を使い、青年の剣士から金を騙し取ろうとするが、逆に騙されて捕らえられてしまう。剣士は冒険者ギルドに所属しており、ギルドの依頼を受けて悪事を働くゼラを捕まえに来たのだった。  剣士はゼラの能力について尋ね、ゼラが潜影族の生き残りであることを知る。その過酷な境遇を知った剣士は、悪事を見逃す代わりに条件を出した。冒険者ギルドに所属し、自分とパーティーを組め。そうすればまともな金の稼ぎ方を教えてやる、と。断れば衛兵に引き渡されるため、ゼラは仕方なく条件を呑み、冒険者になる決心をした。そして、青年剣士、アルジェント・ウリングレイとパーティーを組む。  ゼラはギルドに入会し、その翌日からギルドの依頼をこなす日々が始まった。依頼内容はモンスターの駆除や、罪人の捕縛が主である。それらはゼラの潜影能力をもってしても、達成が困難なものばかりだった。  しかし、ゼラは冒険者の最高位、Sランクを目指して奮闘する。アルジェントの話によると、Sランク冒険者ともなれば、王族レベルの収入を得られるという。金に目が無いゼラは、Sランク昇格を夢見て依頼に挑んでいく。あと、ついでに情報も集めて、潜影族が死んだ原因も分かったらいいなーと思いながら。 * * * * *  更新日は毎週、火、土曜日です。また、この作品はカクヨムにも投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月22日
ギャグ シリアス 冒険者 ギルド 依頼(クエスト) 剣と魔法 バトル コメディ ネトコン13感想 読了時間:約549分(274,085文字)
短編
 小学三年生の「僕」は、公園で幽霊のお兄さんと出会う。浩介という名前で、「僕」と同じ漫画好きだった。「僕」は浩介と意気投合して友達になり、それから毎日公園に行って話すようになった。  そんなある日、「僕」は浩介に頼み事をされる。実は、自分は悪い人に殺されて、死体をある場所に隠されている。だからその死体を外に出して、埋めてほしい、と。「僕」は友達の頼みならと、死体がある場所へと向かうのだが……。
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ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月20日
ネトコン13感想 読了時間:約14分(6,519文字)
短編
サラリーマンの田宮徹は、自殺を考えて電車に飛び込んだ。その瞬間、なぜか電車の速度が急激に遅くなった。それは自分の身体も同じで、いつまで経っても電車と接触できない。その時、陽気な男の声が聞こえてきた。「こんにちは。はじめまして。私は横山和宏と申します。この駅で自殺した幽霊です」
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ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月20日
ネトコン13感想 読了時間:約5分(2,442文字)
短編
高校生の花村直樹は、谷崎恭子という占い師の元でアルバイトをしていた。 谷崎は知る人ぞ知る凄腕の占い師なのだが、ある日、直樹は彼女から死期が近いことを告げられる。 そして、死を回避する方法を聞くのだが……。
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ホラー[文芸] R15
最終更新日:2025年07月19日
ネトコン13感想 読了時間:約13分(6,469文字)
連載 10エピソード
Xに投稿している140字の怖い話(呟怖)の中から、作者のお気に入りを選び、こちらにも載せました。すべての話が140字以内の一話完結です。サイトの規約上、200字以内の話は投稿できないので、2つの話を1セットで投稿しています。 (この作品はエブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しています)
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年11月02日
怪談 怖い話 掌編 短編集 超短編 読了時間:約6分(2,725文字)
短編
私が住んでいる町には、ある噂があった。満月の夜、午前0時に神社へ行くと、お祭りのように屋台が並んでいるのだという。私はその噂を同じ小学校に通っている涼太に話し、一緒に神社へ行くことにした。
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ホラー[文芸]
最終更新日:2024年07月23日
夏のホラー2024 読了時間:約3分(1,477文字)
短編
ジェームスは復讐のために二人の夫婦を拳銃で殺した。殺害現場は夫婦の自宅のリビング。ジェームスは犯行を終えると、リビングを出て玄関に向かった。すると、そこには見知らぬ若い女が立っていた。女はジェームスに奇妙な事を頼んできた。通報しない代わりに、自分を殺してほしい、と。
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ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年04月26日
ネトコン13感想 読了時間:約10分(4,823文字)
短編
大学生の柏崎智也は、友達と居酒屋で酒を飲んだ後にタクシーを利用した。乗り込むとすぐに寝てしまったが、ふと目が覚めると、運転手が居眠り運転をしていることに気づき、急いで起こした。運転手がブレーキを踏み、タクシーが止まる。智也は怒ってタクシーを降りた。すると、一繋がりの建物に周りをぐるりと囲まれていることに気づいた。外壁には人間が通れるだけのドアと窓しかなく、タクシーが出入りできる空間などない。運転手もどうやってここに入ったのか分からないという。智也は運転手と共に、建物の中に入ることにした……。
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ホラー[文芸]
最終更新日:2024年04月12日
読了時間:約19分(9,145文字)
短編
中学生の直樹は、登校中に通りかかった家の庭に、奇妙な物があるのを見つけた。それは人の形をした等身大の雪像だった。雪像といっても、表面にはなんの装飾もなく、顔の造形などが彫り込まれているわけでもない。まるで棒立ちのマネキンが、降り積もった雪に姿を覆い隠されているかのようである。友人の明彦は、その雪像が雪ん子かもしれないと言い出した。雪ん子とは妖怪の名前を付けられた自然現象のことで、自然にできる人型の雪像をそう呼ぶのだという。そして、雪ん子の中身は空洞になっているらしい。二人は雪像が本当に雪ん子なのか確かめるため、家の庭に足を踏み入れた。
作品情報
ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年01月20日
怖さ重視 冬のホラー企画2 読了時間:約11分(5,488文字)
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