狼が、人間の出した様々な廃棄物を捕食したことにより突然変異した存在『狼(ろう)』。
主人公はそんな『狼』を狩ることを生業としていた。『狼』討伐コミュニティに属することなく活動しており、その様は『狼』の返り血により染まった赤いフードを被った女性。
そんな見た目から、ヒトは彼女を『赤頭巾』と呼ぶのだった。
そんな赤頭巾の下に、1人の少女が依頼を持ち込んでくる。普段なら受けることのない内容だが、その依頼主は赤頭巾の過去を想起させるものでーーー。
前作『Red coif』を読んでいない方は、そちらから見ることをオススメします。