皆は「バグ」というものを知っているだろうか。
バグとは、コンピュータなどのプログラムに含まれる誤りや不具合のことだ。
人間が作成する以上よほど小規模のものでない限り、バグのまったくないプログラムを作成するのは不可能である。それはこの世界においてもたまに発生する。
昔はバグが多くて死者が甦ったり人間が水の上を歩けたり海を割るなど奇跡と呼ぶに相応しい超常現象が起きていた。だが、その都度パッチという物が当てられてそういう奇跡は起こりにくくなっている。
今から始まるのはそんな話。自分で望まずバグと扱われる世界の勝手に修正される側が幸せになる為の話‥‥
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修正して再投稿した小説も流れは変わりませんので、お楽しみ頂ければ幸いです。