薬師のライアには聴覚に問題のある日常と、問題のなくなる非日常がある。 非日常の中で拾ったのは白ウサギな男の子。いや、いい年だけど確実に自分より年下だから認識は「男の子」だ。 そんな彼にやたらと懐かれ、非日常が少しずつ日常に同化してくるにつれ周囲が動き出す。そんなお話。 基本ほのぼの、時々シリアス。(ホントかな……) ハッピーエンドです。 ★世界は物語シリーズと同じですが場所、時間共に独立した別のお話です。

退職金をもらって新しい町に移住してきたカズハは元二級騎士。恋愛とも縁がないまま三十路に突入。 退役軍人の待遇はとてもよくてしっかり次の仕事にも就けたのだけど……どうにも孤立してしまう条件が揃ってしまいました。 ささやかな再スタートではあったものの今さらやり直しはきかないし、やり直す気もないので拾った子猫で癒されようかと思ったらその猫は「聖獣」でした。 聖獣は人化します。そして彼は訳あって子供になっていただけでした。 ★世界は「物語シリーズ」と同じですが独立した別のお話です。 ★ストーリー完結に伴い微調整で加筆と修正をし終えました(……たぶん)。

「物語りが始まった」の続編です。 結婚したあとのレンブラントとリョウのお話。 いろんなモノを背負っているリョウが本当の幸せを見つける過程で大好きなレンブラントに甘やかされながらも何かをやらかし、誰かを巻き込み……な、日々です。 竜族として、守護者として、都市から任された名目上「平和的な」お仕事をしながら色々危ない目に遭いつつも何かを得ていきます。 全部で五章。 お話に出てくるお菓子やパンのレシピ的なあれこれは活動報告にあります。

「物語が始まった」のスピンオフ、です。 主人公のいないところで起こっていた色々をどうにか形にしたくて書いたものの、本編には入れる場所がなくて……番外編としてまとめました。 本編をご覧になったあと、もしまだご覧いただく余力がありましたら、お読みいただければ幸いです。 少しずつ、お話の形にして追加していければと思っています。R15など、本編についていたものはそのままにしてありますが章によっては全く関係なかったりもします。 水明の章はスイレンの話、紅玉の章はルーベラ、恵風の章はグウィン、望郷の章はセイリュウの話となっております。

「物語を始めよう」の続編、という名の本編です。 すみません、技量と度胸が追いつかず「始めよう」を早々に完結させてしまっていました。 竜族と呼ばれる種族のリョウが、女騎士として関わるようになった人たちと、その戦いのお話。 中途半端に完結させてしまった「物語を始めよう」では書ききれなかった伏線、竜族の背景や敵の存在の始まり等はこちらで回収してます。 葛藤を感じながらも人に惹かれ、誰かに愛され愛することを経験して、最後、ハッピーエンドを目指します。 どん底まで苦しんだ人は幸せになって然るべき！　という作者の独断と偏見により主人公のリョウは拗れ過ぎたあれこれを背負ってますが責任持って幸せへと辿り着かせます。 ★世界観や用語の設定がかなり独特なものとなります。 なるべく文中で、設定が分かるように説明を入れながらお話を展開させていますが、若干型破りになっているかもしれません。ご理解の上お楽しみいただけましたら幸いに存じます。

東の都市から形式的な護衛つきで移動を余儀なくされたリョウは、女騎士として西の都市で改めて騎士隊に入隊する。 そもそも人の社会でうまく生きていこうなんて思えないまま、全てを諦めていたリョウにとって西の都市はあれこれが新しすぎて……優しすぎる。 「竜族」と呼ばれる種族がかつて存在したという物語が語り継がれる世界の片隅で、とある女騎士が関わるようになった人々と、彼女の戦い、そして自分の居場所を見つけるための葛藤のお話。 2020年１月シリーズ完結に伴い少し話を見直しまして5話ほど追加しております。 ★世界観や用語の設定がかなり独特なものとなります。 なるべく文中で、設定が分かるように説明を入れながらお話を展開させていますが、若干型破りになっているかもしれません。ご理解の上お楽しみいただけましたら幸いに存じます。