かつてイジメられっ子だった少年『善道 良』は、高校生になって誰もが恐れる不良になって悪行を繰り返した。しかし高校卒業と同時にかつての仲間が自分の夢を追い始める。善道は特にやりたいこともなかったのでバイトをするが、どれも1か月以上続かず、タカリを繰り返した挙句、交通事故で死んでしまう。目を覚ました善道は、真っ白な空間にいた。そこから聞こえた天の声に誘われ、異世界『ディファモンド』に行き善良を行うことになった。

宮古村は稲作が盛んなド田舎。この村には、大晦日の夜、来年も豊作を祈願する「穀豊祭」が行われる。名前の由来は字の通り、五穀豊穣でありますようにという願いを込めたものという説が有力だ。穀豊祭は宮古村のほとんどの住民が参加する毎年恒例のイベントである。 10年に一度、それを表とする、裏の儀式が行われる。その裏の儀式に正確な名前はない。儀式の内容は、若い女性を暗い洞窟の中に潜む怪物に生贄として捧げるというもの。これも、五穀豊穣と共に、村人全員が健康で平和に暮らせ、災害にも見舞われないという意味が込められている。 略称は『あねさが』 キャッチコピーは『家族を探しに、ここに来た。』