現世で110歳の大往生した主人公の西条仁(さいじょう・じん)、彼の生い立ちはとても幸せで有ったとは言う事は出来なかったが、それでも彼は自分で考え自分で行動し、そして苦労して幸せを掴んだ、それを偶然見ていたのが、たまたま地球の神と呼ばれる存在の所に訪れていた別世界の神だった。
その別世界の神は、自分の世界を更により良い世界にしたくて、ここ最近では世界の構築に成功したと言われている地球の神の仕事を見学に来ていた多くの神達の中の一人でもあった。
そこで異世界の神は地球の神に、自分の世界のマナと呼ばれる物質と仁の魂を交換出来ないだろうか?と持ち掛けてみた。
すると不思議なことに地球の神は快く了承してくれる事に・・・
そんな訳で、西条仁は新しい新世界で新たにジンとしての生を受けるのだった。
まあ結果としてジンは、この異世界の神々たちに目を付けられた挙句、様々な無理難題を押し付けられて色々と苦労はするのだが、その分、沢山の良い出会いがジンを待ってもいた。
前世の記憶を持ったまま、新しい新世界で様々な冒険や事件に出会い、その最中に出会った友達や仲間達、そして大切だと言える人達と主人公のジンの物語。