聖史暦2991年、神族や魔族、人間などが混在する『亜界』に突如現れた謎の敵性存在『フリークス』
亜界がその脅威にさらされる中、東の最果て、極東と呼ばれる地域にある四つの国は協力し、実戦組織SMFを創設、SMFは様々な新兵器を開発し、これに対抗した。
それから26年後、聖史暦3017年。
SMF山城基地で目覚めた記憶喪失の少年、朽木光男。
彼は、彼が記憶喪失する前に開発していたという一機の戦闘機らしきもの、『シューティングスター』を見せられ、これを完成させようと決意する。そしてその開発及び実地試験を行うため、『シューティングスター』を開発した仲間と共に、航空重巡洋艦『近江山城』で亜界の空を行く。
それから時が流れた、ある日、『総司令』は『幻想機動輝星』というボロボロの本とその内容を文章化したものを手に入れる。それは過去のいつか、『朽木光男』という人物がまとめた、『オケアノス計画』についての記録だった。
その内容に、何か重大な事が隠されていると思った『総司令』は腹心の『大佐』と共に、『オケアノス計画』について独自の調査を始めたのだった。
『アルファポリス』との二重投稿です。
ミステリー ファンタジー ロボット 男主人公 異世界 SF 歴史 航空艦
読了時間:約680分(339,825文字)