王族だ貴族だなんて知った事じゃない
親の地位仕事を17歳まで一切教えないという変わった教育方針の国で王族か貴族の子供として生まれた俺は、17歳で自分が何者であるか、今まで家で行われた躾が教育がこれからどうやって使えるのか自分に何が出来るのか
胸を踊らせて発表の日を待っていた
他の同級生もそうだ。勿論身分の低い貴族で大した仕事なんてないかもしれない
それでも何かの役にきっと立てる
そう思っていたのに、同級生に皇太子殿下がいるから
恒例の市民交流が済むまで発表はお預けって言われて
そのまま市街へ放り出された
だったら思いっきり交流してやろうじゃないの?
身分なんて知るもんか
同じ歳の子供同士距離感ゼロで仲良くなって若者の力ってやつを見せつけてやろう
後悔すんなよ?親父ども
初作品です。宜しくお願いします
身分差 オリジナル戦記 伝奇 日常 青春 私小説 男主人公 和風 R15は保険 ハッピーエンド 身分違い 友情 恋愛あり
読了時間:約59分(29,358文字)