双子の弟とともにバイオリニストになるため音楽の道を歩む進藤由弦。弟の弓貴は音楽の才能に恵まれ、一直線にバイオリニストへの道を歩む一方、由弦は自分がバイオリニストに何故なりたいのか、そもそもバイオリニストになりたいかもわからないままでいた。
中学時代からは家族でウィーンに移り住み、弓貴は16で国際デビューを果たし一躍有名人になる。しかし、病魔に襲われ日本に帰国し治療に専念することになった。
ともに帰国した由弦は音高に通うことになる。高校にはオーケストラ部があるものの指導者もおらず部員も少なく廃部寸前になっていた。由弦は一緒の高校に通う幼馴染の朱音に頼まれ、何故か指揮者を務めることになった。
青春 音楽 クラシック オーケストラ バイオリン 高校生 現代(モダン)
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