作品一覧全11件
代表作 短編
 私は夫と三歳の息子であるそらの三人で暮らしている。ある時、私は部屋の隅に置かれているそらが可愛い字で書いたであろう『たからもの』というアルミ製の箱を見つける。私は男の子がどんなものをたからものにするのか興味がわき、そっと開けてみることにした。  箱を開くことで日常が変わってくる。覆水盆に返らず。
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ホラー[文芸]
最終更新日:2023年09月14日
サイコホラー シリアス ダーク ホラー 子ども 幸せ 非日常 リアル 短編 五千文字未満 一話完結 読了時間:約5分(2,035文字)
連載 22エピソード
 俺は大阪の大学に通う学生だ。俺にとってはそれだけで十分なのに周りは男だとか、女だとかうるさくて、面倒なことがたくさん。  友人として気にしあっていた文は最後まで特別を求めるし、年上のヤンはオス感って男性性を押し付けるし、マナって女はお姫様を演じようとする。  そういうのが全部胸くそ悪い。  俺は俺として生きているし、男も女にも恋愛感情を抱かない。  男性とか女性とか、さほど重要じゃないよ。  話せて笑えて楽しめて、恋愛にならなくても楽しいことはたくさんあるよ。  とある新人賞に応募した作品です。  傷つかないように毎度期待はしませんが、誤字脱字が多くて、審査以前の問題だったなと思います。  アセクシャルを書くにあたって、少しは勉強しましたが、不勉強で嫌な思いをされたら申し訳ございません。  楽しんでいただけると幸いです。  キーワードに男女を選ぶ項目がありますが、男女以外のキーワードが生まれることを期待します。  
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2024年06月25日
現代 青春 恋愛 友達 アセクシャル 性別 ユニーク 純文学 マイノリティ 新人賞 応募作品 読了時間:約58分(28,838文字)
連載 2エピソード
 私は夜、体を売っている。  昼よりも稼ぐことが出来るからだ。  ある晩、亡くなったばあちゃんからもらったコートに売った相手が体液をかけてふざけた。  悲しくて悔しくて申し訳なくて、ただ持って帰って来たコートを洗ったけど、男のにおいがついている気がして、大好きなばあちゃんのコートに鼻を近づけることが出来なかった。  ばあちゃん、ごめんね。  短編で仕上げた作品です。  どこに出そうか悩んで連載をしていない、小説家になろうで発表します。短いですので少し目を通していただけると嬉しいです。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年04月28日
シリアス 女主人公 現代 日常 性風俗 コート 形見 おばあちゃん 家族 読了時間:約6分(2,584文字)
連載 完結済 6エピソード
 僕には敵性感知能力がある。僕は世の中にはびこる敵と戦っている。  ある時は敵に狙われながら、ある時は人の言葉の端々に不穏なことが見つかれば危険を阻止し見えない敵を間接的に検知し、平和を守っている。  僕は今日も敵性、悪意から世界を守っている。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2023年09月27日
日常 青春 読了時間:約10分(4,981文字)
短編
「二月十四日、新装開店《しんそうかいてん》。濃いお客様もお待ちしております」  入っていたチラシに私たち夫婦は少し戸惑いつつ、面白ろそうだから行こうと言い、二歳児の末っ子を母に託し、私たちはスーパー・ボディーに向かった。  満員の客、変な作り、サービスカウンターが無い、夫と長男が消えて、レジがあるそうな案内に集まったのは女性ばかり。日常が非日常になっていく。 「スーパー・ボディー、当店は何でも取り揃えております」
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ホラー[文芸]
最終更新日:2023年09月21日
日常 サイコホラー ホラー スーパー 買い物 非日常 不気味 不思議 短編小説 現代 車 迷宮 家族 読了時間:約4分(1,708文字)
短編
 東二は木造一軒家を借り、死に場所にしようと思っていた。絶望の中、しょっちゅう家を訪ねて来る男、向井和仁。自宅は駅に近くわざわざ駅から遠い我が家に来るし、死を決意した時に限って、何かあったと我が家にやってくる。  今回は推しに推しがいた。  最後だと決めた日、和仁は知り合いに東二と同じような境遇の人間の話をし出した。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2023年09月20日
日常 ホームドラマ 青春 絶望 仲間 地獄 推し やきもち 嫉妬 境遇 希望 ヒューマンドラマ 最後 ビール 読了時間:約3分(1,436文字)
連載 完結済 6エピソード
前作『青い春』、時系列的には以前の物語。 主人公は小松の友人である藤井、彼の視点で物語が展開していきます。 ある時、飲み会に誘われた小松は、ノリノリで誘いを受ける……。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年05月17日
青春 日常 小松の話 ほのぼの 男主人公 和風 現代 読了時間:約15分(7,039文字)
連載 完結済 7エピソード
『僕』と小松の物語。 特に大きな事件も無ければ、トラブルもない。 良くも悪くも平坦な話です。 若い男って、馬鹿だな。 って思ってもらえるといいな。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2017年05月08日
日常 青春 小松の話 ほのぼの ギャグ 男主人公 和風 現代 読了時間:約19分(9,480文字)
短編
 私は地方にある女子校に通っていた。私には仲の良い友達であるヨウちゃんというクラスメートがいた。彼女はたくさんの男たちと浮名を流していた。それが発覚する度に女子たちにトイレに連れていかれるものの、勝って帰ってきた。  ヨウちゃんは私の憧れだった。
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15
最終更新日:2016年02月23日
知らないふり 女性 隠喩 友達 偽恋愛 憧れ 学園 女子高生 女子大生 読了時間:約4分(1,899文字)
連載 完結済 4エピソード
「私」は訳あって、大阪府の中心部にある広くて高い部屋で一人暮らしをしていた。普通の学生より忙しい日々を過ごしていただろうが、そう逸脱もしていない人並みの生活であった。ある日、共通の友人を通じて西の方から出てきた「彼」に出会った。「彼」とルームシェアを始め、それなりに楽しい日々を過ごしていたが。 「彼」との交流で「私」の心の動きを書いた。短編小説。
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15ボーイズラブ
最終更新日:2016年02月22日
心象描写 大学生 ルームシェア 専門学生 性描写無し 恋愛 片想い 隠しごと 初心者 読了時間:約10分(4,714文字)
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