【2022年5月10日 第161回「今日の一冊」で紹介されました!】
伯爵令嬢として生まれたルイーズ・ド・レーヌは、5歳の時にこの世界に転生したことを自覚する。少しずつ前世の記憶を取り戻していくうちに、ルイーズは前世の弟がハマっていたギャルゲー『Princess of Roses』の中に自分と同じ名前のキャラがいること、さらにそのギャルゲーの元となった『君にバラの花束を』という乙女ゲームがあることを思い出す。
どこにでもいるモブ令嬢だと思っていたのに、実は私がこの国の王女ってどういうこと…?しかも、ヒロインのライバルキャラのはずなのに、生い立ちに秘密があったり、見目麗しい貴公子から溺愛されたり、チート級の魔力を持っていたり、遠い東の国の皇帝やら隣国の皇太子からも目をつけられたり…と、やたらとフラグが多すぎる気がするんですけど……!?
自分では至って平凡だと思っているやや設定過多な主人公が、前世の因縁やらゲームのストーリーやらに振り回されながらも、大好きな婚約者との幸せを目指して頑張るお話。子供時代からスタート、後半は学園生活編、卒業で終了予定。のんびり、まったり更新ですが、どうぞよろしくお願いします。