作品一覧全2件
連載 3エピソード
 レーヴェン国南部に栄えるブランギット。 この領地を治めるリューネブルク伯爵家は、「この家なくしてレーヴェン無し」とまで謳われるほどの大貴族である。しかし、伯爵家長男のヴィーツは、自分が父伯爵が豪商の娘に産ませた庶子であることの判明によりその継承権を失ってしまう。血筋に重きをおく古い慣習の中で思い悩むヴィーツにとって、本と森だけが友達だった。そんなヴィーツが森で見つけた、花に包まれた小さな屋敷。そこで出会ったのは、母と二人で暮らす、忌むべき運命を持つ美しいアルビノの少女だった。 現代に残る「神の薔薇園」のゆかりをめぐる、童話調西洋ファンタジーです。 作中に出てくる人物・都市などはドイツ語名を元にしておりますが、実在の人物等との関係はありません。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2016年02月28日
読了時間:約11分(5,264文字)
連載 10エピソード
 時は平安、京の都。 類まれな美貌を持って生まれた権門右大臣家の姫・棠棣(はねず)は、許婚である惟征のもとへ出向いた夜、方違えで泊まった屋敷で神を見た。夜刀神(やとの)と名乗る彼の額には小さな角、彼を守るように足元を這うのは白い蛇。屋敷の主である安倍晴明によって相見えたふたりは、反発し合いながらも恋に落ちていく。  そして、ふたりを取り巻く麻多智(またち)、惟征の思い。蝕まれた夜に起こる奇跡。 アルファポリスと同時進行の古典調ファンタジーです。 よければ感想・アドバイス等お願いします。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2016年02月21日
歴史ファンタジー 読了時間:約45分(22,326文字)