首藤狩也はその名前と、彼に関わった友人は例外なく首を刈られるに等しい目に遭う事から、首狩り族と呼ばれていた。不本意なその呼び名を作った元凶は唯一の友人、水鏡碧花。彼女こそ全ての黒幕。彼女の機嫌を損ねた人間は、別の意味で再起不能になる。その事実がすり替えられ、いつの間にか自分の噂となっていたのである。
彼女に関わったすべての人間は等しく最大の不幸に見舞われる。
「それはそうと、君。今回のテストは難しいよ? 私で良ければ教えてあげるけど、空いてるかい?」
自分以外は。
※当作品はカクヨムでも掲載されています
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