――これより全人類に試練を与えます。第一試練は一週間生存すること。願わくば一人でも多くの我が子が生き残ることを。 日常に終わりを告げたその日、世界の人口は八割以上減ることになる。 これは普通ではないと自覚している一人の少年と、とある歌姫が仲間を増やしながら試練に立ち向かうお話。 ただし、あべこべ。 ※この作品のあべこべ関係の成分。男女逆転、男女比（少男多女）ただしそこまで極端ではない。

　セイは高校を卒業して就職したにも関わらず僅か半年で辞めてしまう。その後別の会社で就職したり、アルバイトしてみるものの、全て長続きせず現在ニート歴三ヶ月である。そんなセイはある日、とある動画投稿サイトでゲームの実況プレイを見て思いついた。自分も実況で稼ごうと。セイはすぐに実況するゲームを探すものの、殆どが有名実況者の実況済みであり、何かいいゲームはないかと探していると、『少し変わった異世界体験してみませんか？　異世界を実況して今日から君は勝ち組！』と書かれた広告を見つける。セイは実況・勝ち組という言葉に惹かれてその広告をクリックしてしまう。 　これは働きたくない主人公が異世界を実況して、お金を稼ぎながら人生エンジョイするお話。

　勇者となり魔王を倒した後、仲間に、国に裏切られた少年は、右目、左手、右足を失った瀕死の状態で何故か千年後の世界に転移していた。日本出身の同郷人の人形師に保護された少年は、失った右目等を治してもらう。その恩返しとして人形師の頼みを引き受け、仲良くなったボクっ子と共に旅に出て千年後の世界を楽しんでいく。そして千年後の世界では勇者時代にはなかったギルドやレベルシステムが存在していたが、どうみてもレベルシステムは弱者救済用としか思えないものだった。 「神に選ばれた俺が最強だ」 「君程度が最強なら、その神も大したことないね」 チートを貰って転移してきた者すら蹂躙する元勇者の物語。