彼女は唯気紛れで一人の少女を救った。
だけどそれは、少女にとってはとても眩しい様な出来事で…そして心配までしてくれた彼女を愛さない筈がなかった。
少女は彼女に質問をし、とある回答を得た。“一途で周囲の言葉を聞かせなければ良いのだ”と。
恋を知った少女は、一匹一匹を潰し…未だに恋を知らない彼女はすくすくと育ち始めた。
この世界に身分の差なんて関係ない、歳の差も、性別の差なんてもってのほか。
彼女を愛している少女は、一途に彼女を見続けた結果…行ってはいけない所まで突き進む。
未来を知って訣別するのか、それとも一生このままなのか。
真相は此処には書かれる事は無く、貴方達の胸に留まり続ける。