――キャラクターって?
目が覚めると、僕は知らないところにいた。そこは、まったく身に覚えのない世界だった。
その世界には、テレビやゲームから飛び出してきたかのような、アニメや3DCGの人たちが、普通の人のように存在していた。
僕は現実の、三次元の人間だ。けど珍しくはないようで、僕みたいな三次元の人も、少なからず存在していた。
初めに気づいたことは、僕には、僕に関する記憶がないということ。過去も、思い出も、家族も、友達も、そして名前すらも。
それでも僕は、その不思議な世界に一歩足を踏み出した。
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