ある日突然。感情、欲望、思想に囚われた者達に超能力が使える現象が起きた。
復讐の感情に囚われている者には殺しの能力を。
多くの人間を救いたいという欲望に囚われている者には救済の能力を。
ある思想を社会に浸透させたいという者には洗脳の能力を。
様々な能力が囚われている者達に与えられ、社会は狂い、人間は殺され恐怖する。
しかも能力を得る時の感情が無限に肥大化するという現象のおかげで、超能力者はどんな人間でも狂いはじめ、世界は混沌を極めようとしていた。
そんな世界訪れる少し前。高校生の樫原 徹(カシワラ トオル)は谷口 美鈴(タニグチ ミスズ)、有栖川 要(アリスガワ カナメ)と共に超能力者が起こす事件を解決する行動を開始する。
活動は警察を巻き込み、国家を巻き込み、そして世界を巻き込んでいく。