「お願いします。あなたの願いを言ってください」
ある日突然、訳も分からず全くの暗闇で目覚めた主人公は、
やはり訳の分からない理由で「神様が願いを一つ叶えてくれる権利」を得た。
普通なら喜び勇んで行使するであろうその権利が与えられたのは、
しかし主人公の住んでいた世界とは別の世界だった。
地球と良く似ているけれど全く別の星で、生きる術はなにもない。
その上その「神様へのお願い」も、主人公からすると制限が沢山あり
とても「何でも叶う」とはならない物なのだった。
ただ困惑して状況に流されるままの主人公が、神様の分体のお世話になりながら叶える願いを探すお話。