例えば、世界に外側があるとしたら。 『世界樹の森』シリーズ第二作。

ある旅人の話。 言葉を発さない彼と、大切な思い出。 切ないけれど心が温まる話、を目指して書きました。 意味も何もない雰囲気小説のような感じになっております。 ご了承ください。

十三組の高校生男女が織りなす、もどかしくて甘酸っぱい恋のお話。 一話一話は短い話になりますが、登場人物の人間関係が意外なところでつながったりなど、青春群像劇のような形で書いていけたら。

例えば、世界に外側があるとしたら。 十六歳の男子高校生・吏生（リショウ）は、平穏に暮らしていたある日の下校中、唐突に不思議な森へと迷い込む。 そこは世界が群生する『世界樹の森』。 吏生は元の世界へ戻れるまでの間、森を管理しているという組織『次元管理委員会』に『迷子』として保護されることに。 そして元の世界へ帰る日、森で事故に巻き込まれた吏生は、フェンリルと名乗る一匹の狼と出会う。 その出会いをきっかけに、吏生は両親の過去を知ることになる。 「あいつもきっと、ある意味では『迷子』なんだ」 世界の外側で、自分の居場所を探す『迷子』たちの物語。 『世界樹の森』シリーズ第一作。 ※本作は『カクヨム』にも投稿しております。

七夕の日、大型ショッピングセンターに飾られていた笹と短冊。 二人で短冊を書く男女の、ちょっとした会話。

梅雨のある日の出来事。 高校生男女の、恋にも満たない淡いお話。

「自分がこの世界で一番不幸だなどと、思い込んではいないかい？」 　ある日のこと。夢の中で出会ったのは、黒い帽子をかぶった不思議な人。 　自分の深層心理と向かい合う物語。

雲一つない青空に、君は何を思いますか？ ある高校生カップルの日常会話。

黒猫を愛でる彼女と、その惚気を聞く親友の話。

なんてくだらない人生を送ってきたんだろう……そんな悩みを抱える主人公の前に、天使を名乗る男、悪魔を名乗る少年、そして死神を名乗る青年が次々と現れる。 あの世とこの世の間で起きる、日常系ファンタジー。