酔いの醒めないガラクタの頭で綴った短編

酩酊の最中に於いて綴った厭世の歌

懺悔と自戒と輝かしき未来なき過去への言葉。

パリをにわかに脅かしていた墓荒らし。 フランソワ・ベルトランは美女の新鮮な死体の眠る墓を掘り起こしそれを穢す悪行を行なっていた。 彼はマリアという可憐な少女に恋をし、互いの崇拝意識の融合と、生命の象徴的結晶化を試みたが、理解しえぬ二人は離別してしまう。 一転し無神論者へ傾倒したフランソワは、事象としての神への報復として墓荒らしを始めたのであるが……。

2017/2/22。かつてはこういうことも書いていました。エッセイです。

十二人の使徒が集まった。

それにしてもそれは終わりのないダンスだった

不安に駆られる「私」の望むもの。

いつまでも忘れないように

大うそつきへ捧ぐ怨歌