トリア王国のセリア姫は、その日、劇的な出会いをしました。
旅の中で出会ったのは、一人の男。名を、シュウと言います。
見詰め合う男女。高鳴る胸。初めて会った、その時から、二人は強い感情を抱きました。
片や、賊徒。片や、王族。あらゆる出来事が二人を阻みますが、両者は共に手を携え、障害に立ち向かうのでした。
国家の陰謀や、人々の争いに巻き込まれながらも、セリア姫は成長し。また賊徒であった、ただの男も、姫から栄誉を授かる為に、万難を排してゆく。
ある少女と男の、発展途上の物語が。今ここに始まります……。