この世界は、大都市Utopiaを中心に事が回っており、其の都市のあらゆる事は国家機密とされる政府機関が管理し、世界全体の秩序が保たれている。
とある田舎町の役場員の涼宮小柚は、どういう訳か政府機関から執務官と任命され、Utopiaに呼び出される。
急な通知に不信感を募らせる小柚だったが、Utopiaへ向かい、この世界の真実を知る。
その真実に苛立ちを覚える小柚だったが、人を超越した能力者達の執務管理官として日々を過ごしていく内に自身の中で葛藤が生まれる。
真実を紡ぐ者、真実を覆そうとする者。どちらが正義でどちらが悪か。
これは、真実と生きる物語。