かつてその身を呈して世界を救った男、クロム 体の大半を失いながらもたどり着いたのははるか遠い別の世界 「人々を救う」そのために生きてきた男は新たなる地で何を想い、何を成すのか 全ては彼の思うがままに

ある日己の力と、内に潜む凶暴性に気がついた『道影 猛』。 自らが目指す、生命の頂点、存在し得ぬ頂へと歩み続ける。 その初めに名を変え、『理』となって世界中を駆け回るが、待ち受けているのは並み居る強者。 それぞれが一騎当千の化け物たち。それらを糧に、理は力を増していく。 これは、地球を超え、新世界へと至る前の序章である。 「新世界探訪　～最強の男は異世界に行っても無双する～」の前日譚ですが、本作のみを読んでも楽しめるように作っています。 よければそちらも御覧ください。

諸国にその名を響かせるジュラーの強大な王、ロー。 戦場では無双を誇り、国民からは絶大な信頼を集める彼には多くの子供がいた。 その中のひとりが、主人公であるダン。 異端児と呼ばれながらもローに憧れを抱く彼だったが、ある日突然ローは何者かに殺され無残な姿で発見される。 生きている内に超えられなかった無念を胸に、ダンは仇討の旅に出る。 その果てに、彼は世界の奥底に存在する秘密、『魔法』に出会う。

それはとっても素敵やん？

恋愛ものを書いてみたかったんです。

　『理』は昔『道影 猛』という只の少年だった。しかしある日、見知らぬ男に力を渡される。それによって真の才能に目覚めた猛は、地球でその強さを遺憾なく振るう。 　特殊能力などはない、けれど最強。只管に強く、速いから。 　いつしか地球には彼に敵う者はいなくなっていた。それでも彼は更なる強さを求めた。理と名を変えて幾星霜、ある日彼は異世界へと呼び込まれる。 　そこには桁違いの化物が闊歩する魔境だった、そこで尚、寧ろそこでこそ、自分が最強であると証明するために彼は今日も拳一つで暴れまわる。 ※基本的に土日更新です