「100の巡り」。それは100年という周期で復活する魔王を、女神に選ばれし勇者が戦い、繰り返し世界を救う物語のこと。
歴代最強と称されたリウル・クォーツレイは、しかし魔王を倒す前に自殺したことでそれは狂い始める。
真実を隠蔽する帝国。
平穏を疑わない人々。
主人公の青年アルニもまた、傭兵団の仲間たちと共に平穏の中に身を置いていた。
しかし突然傭兵団は解散し、行き場を失くした彼が出会ったのは――勇者一行だった。
「人工勇者」の少女ティフィアと、8年前より以前の記憶がない「勇者嫌い」のアルニ。
それぞれの目的や想いを抱えて、彼らは世界を巡る。
そうして明らかになっていく「謎」と「真実」に、最後にはどんな答えを見いだすのか。
――これは王道であり王道ではない、絶望から足掻いて世界を救う物語。
この世界には本当に“神様”はいるのだろうか……?
※最近はもっぱら月1ペースの更新です、ごめんなさい。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月21日
シリアス 魔王 勇者 魔法 冒険 ミステリー 魔術 精霊 魔族 戦争 考察 ボーイミーツガール 教会
読了時間:約1,885分(942,277文字)